JR土合駅・湯檜曽駅
谷川岳登山を終えたあと、車で土合口まで来ていたので必然的に国道291号沿いにある土合駅と湯檜曽駅を通ることになる。
すでに18時近くで、真っ暗ではあったが両駅に寄ってみた。
土合駅の正面は、だだっ広い広場のようになっている。
その砂利の広場に車を入れると、駅前には水上・高崎・上野方面の上り電車を待つ人のほかに、なぜかバーベキューセットのようなものを出して用意している人たちがいた。
さらには、パトカーが停まっていた。
その白黒の車体を横目に見ながら駅舎の中に入っていくと、机のところで酒盛りをしている4人組のおじさんたちがいた。
「外にパトカー停まってたでしょ、何か言われなかった?」と聞かれた。
「いえ何も」と私。
何かあったんですかと聞くと、警察官は「土合駅でボヤが発生している」という通報を受けてやってきたらしい。
4人組のおじさんは夕方に土合駅に着き、翌朝谷川岳に登るために駅寝をするつもりらしい。
で、バーナーで料理しながら酒を飲んでいると、"いかにも国鉄OBみたいな"おじいさんが自分たちのことを胡散臭そうな目をして見ていたと。
たぶんそのおじいさんが嫌がらせで通報したんだろうな、と言っていた。
警察官は駅に泊まるという事情を聞くと、そのまま帰っていった。
もっとも、パトカーは帰りしなに私の車のナンバープレートをきっちり見ていったことを私は見逃さなかったが。
私も駅寝をするが、人の迷惑になるような、他人に不快感を与えるような我が物顔の態度ではよくないと思うなあ。
泊まれて当たり前、という考えでは、絶対に地元の人と軋轢が生まれ、より泊まりにくくなってしまうと思う。
あくまで泊まらせてもらっている、という姿勢であるべき。
土合駅の場合、昔から登山者が寝ていることはよくあったし、周囲に人家もほとんどないとはいえ。。。
この駅名物の上越線下り線の地下ホームまではいかず、上り線のホームだけ見た。
上り線ホームを三脚を使って撮ろうとしている若いお兄ちゃんが2人いた。
時刻表を見ると、水上行き上り電車があと10数分でやってくるらしい。
続いて湯檜曽駅に向かった。
土合駅は有名すぎていろいろなホームページがあるが、湯檜曽駅はそれに比べたら地味だ。
今回はその地味さにひかれた。
改札を抜けると、このような看板がある。
まずは下り線ホームに向かう。
湯檜曽駅も、下り線は新清水トンネルの中にある。
このトンネルの突き当りが、下り線ホームだ。
ホームに出て、左側(水上方面)を見たところと右側(長岡方面)を見たところ。
下り線の駅名標。
トンネルの壁にあった標識。
湯檜曽駅が新清水トンネルの群馬側から0.2km、新潟側から13.3kmということを示している。
しかし、看板もボロボロである。
もうちょっとお手入れしてほしい。
つづいて、上り線ホームに出てみた。
上り線ホームからは、駅舎を見下ろせる。
土合駅も湯檜曽駅も、駅舎がかなり大きいのだ。
その駅舎の隣では、ホテルか旅館かの食堂で配膳をしているのが見えた。
ところで湯檜曽駅の近くには、標高差がきついところの勾配を緩和するためのループ線があり、それを上り線ホームから見ることができると聞いていた。
すでに真っ暗ではあるが、水上行き電車がまもなく来るのなら、その明かりだけでも見えるだろうと思ってやってきたのだ。
しばらく待つと、湯檜曽駅よりもはるか上の暗闇の中を電車が走っているのが見えた。
モーター音と線路の継ぎ目を拾う音が聞こえる。
やがてトンネルに入ったのだろう、明かりは見えなくなり音もしなくなった。
それから2分ほど経ったか、再び現れた水上行き最終列車はヘッドライトを輝かせながら湯檜曽駅に進入してきた。
明るければ周辺のつくりがもっとよくわかって面白かっただろうになあ。。。
でも夜見るのも、それはそれでよかった。
自分の目線よりも上を走る列車は3両編成の銀河鉄道999のようで、幻想的であった。
| 固定リンク















コメント