風邪が一巡
昨夜は、若が熱を出してママさんが看病に大変だったそうだ。
申し訳ないことに、私は何も知らずに暢気に寝ていたわけだが…
昼前に起きてブランチを食べると、姫も若も昼寝をした。
姫などは、リビングの椅子を2つつなげて寝ていた。
普段はしない、変な寝かたをするなあ…と思ったものだ。
今日もそれなりに暖かかったので、午後からは姫と2人で公園に行こうと思っていた。
しかし、昼寝から目覚めた姫のおでこを何気なく触ったママさんが、焦った口調でこう言った。
「パパ、浦和区役所の隣にある休日診療所に行こう」
姫が熱を出していた。
体温計で測ってみると、39.1℃もあったのだ。
39℃台の体温計なんて…何十年ぶりか、あるいは初めて見たかもしれない。
ママさんからそれを聞いて「ええーっ!」と言った私の声は、あとでママさんが言うにはマスオさん(のモノマネ)のように裏返っていたという。
しかし、姫はウンウンうなされるでもなく相変わらずペラペラしゃべり、見た目だけは案外いつもどおりなのだった。
ただし「パパ抱っこー」と甘えてくる姫であった。
14時ごろ、前夜熱を出した若も連れて、4人で休日診療所へ行った。
子供連れやマスクをした大人が多く、思いのほか混んでいた。
ママさんと私は慌てて来たものだからマスクを忘れていた。
ここで姫の熱を測ると39.5℃まで上がっていたが、待合室にいる他の病人は具合悪そうにしているのに姫と若のほうが元気そうに見えた。
姫、若の順でお医者さんに見てもらい、薬を処方してもらった。
インフルエンザかどうかは発熱した翌日(つまり明日)検査してみないとわからないという。
薬局にだけ寄って家に帰ったが、姫はさすがに薬を出してもらう前には「ねえ、おくすりまだー?」と言い、帰りの車の中では「コロンとしたい」と元気がなくなってきていた。
家に帰って薬を飲ませると、姫も若もまだ夕方前だというのにあっという間に寝た。
ママさんと私はテレビもつけず、静かに過ごしていた。
夕方になって姫が起き、ご飯を1杯食べさせたが、若はひたすら寝ていた。
19時半過ぎに姫と若を寝室に連れて行き、寝かせた。
姫は夜中に一度起きたので体温を測ってみたら、まだ38℃台もあるのだった。
ついに一家全員に風邪が蔓延した。
私はどうなってもいいから、子どもたちには早く治ってほしいなあと思う次第である。
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