カテゴリー「バイク」の140件の記事

2009年9月22日 (火)

到着

18時25分、浦和に到着。
無事に帰ってこれました。

途中の道で、乗用車が1台真横に横転していた。
警察や救急車が駆けつけていた。
原因はわからないけど、皆さんもお気をつけを…

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関東に

関東に

帰ってきた…
嬉しいような悲しいような。
北海道に比べたら少し蒸し暑い。

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人との出会い

この旅でも、いろんな人と出会った。
一人旅だと、未知の人と出会う可能性が間違いなく高くなる。

先週の火曜日、北海道に上陸したその日に、日本海側の増毛まで行った。
ここでは、去年のやはり一人旅のときに米沢市のJR峠駅で出会った「たわしネコ」さんと落ち合った。
たわしネコさんは自転車で日本一周をしている最中で、1年1ヶ月ほど経っている。
私も北海道に行くということになり、落ち合うに適した場所が増毛だった。
自転車旅をしながら登山もやるというパワーの持ち主で、増毛に来る数日前まで、大雪山系の縦走をしていた。
今度は利尻岳に登るそうだ。

私が増毛駅に着くと、もう一人の男性がいた。
この人も自転車旅をしている「タケ」さん(仮名)で、愛知県から3ヶ月ほど前に走り出したという。
たわしネコさんとは、今の旅の最中に会ったことがあり、増毛駅前に置いてあった自転車を見て「もしや」と思ったのだそうだ。

3人でジンギスカン鍋をつつき、たわしネコさんが炊いたお米を食べ、増毛の造り酒屋「国稀」の日本酒も飲んだ。
初日から思いもよらぬご馳走だった。
深夜まで旅の話に花が咲いたが、私が自分の話ばかりしてなかったか心配ではある。

2人と別れ、翌日泊まった音威子府村の天塩川温泉で。
朝、私がテントを畳んでいると、テントサイトの遠くでやはりテントを張っていたおじさんが寄ってきて話しかけてきた。
出発の準備ができたら、コーヒーをごちそうするからいらっしゃい、と。

荷物をバイクに積んでからお邪魔し、話を伺うと、列車に乗って天塩川温泉まで来たと。
2週間くらいはここでのんびりするのだという。
定年退職を期に、横浜から日高の新冠に引っ越したんだとか。
夏は2ヶ月ぐらい利尻島に滞在し、11月には沖縄の西表島に長期で過ごすという生活を、もう何年も繰り返していると。
利尻では漁業権を許可され(許可証を見せてもらった)、西表ではイノシン狩りが解禁になると地元の人に連れていってもらい、食べさせてもらったりもするらしい。
音威子府にも地元の人に知り合いがいるそうだ。
曰く、「移動するばかりじゃなく、一ヶ所でじっくり過ごさないと、そこの本当のことはわからない」と。

私などは、限られた休みの中で少しでも多くを見てみたいと思って、ついいろいろと走り回ってしまう。
しかし例えば、バイクで走ってて絶景なところがあり、写真を撮るために停車してエンジンを切ってみる。
すると、聞こえるのは風の音だけだったり、鳥や生き物の鳴き声がするくらいだ。
これがこの場所本来の"音"なのだ。
走り抜けていたら、エンジン音とヘルメットの風切り音しか聞こえない。
「本当のその場所の姿を知ること」という命題と、「少しでも多くの場所を知りたい」という欲求とのジレンマに悩まされ続けてきた私にとって、このおじさんの話は実に考えさせられるものだった。

だから、今回の旅ではなるべく多くのところで止まり、五感を使ってその場所を感じるようにし続けたつもりだ。
通り過ぎて後悔しないように。
おかげで、毎日毎日キャンプ場に着くのが日没寸前や日没後ではあったけど、ギリギリの選択だったと思う。
まあ、完全に両立できる、満足できる旅というのは、私がリタイアしてからのことになるのだろうけど。

話がそれたが、他にもいろんな人に会った。
音威子府駅で、名物の黒いそばを食べたときに会った旅の人とは、翌日にオホーツク海側の道の駅で立て続けに会った。
今回はレンタカーだが、バイクにも乗る人で、詳しくは聞かなかったが私と同様に埼玉から来ているらしい。
しかも廃駅を巡っているというのも、私と同じ…

網走の北浜駅の喫茶店では、店の女性(オーナーの奥さんらしい)と話をした。
あまり詳しく書くことはここでは控えるが、昨今の外国人ツアー観光客のマナーの悪さに困っているらしい。

雨の中走った一昨日は、道の駅まるせっぷで、歩いていたおじさんがナンバープレートを見て「雨の中大変だねー、大宮から来たの?埼玉?」と聞かれ、「いえ、浦和です」と訂正した。
富良野まで行くと言うと大変だねと言われたので、寒いけど雨の中の運転も慣れたし、好きでやってることですから、と答えた。
道の駅しらたきで雨宿りしていたら、若い男性に「自分もバイク乗ってるんですよ、これから気をつけて行ってください」と言われた。

三国峠では、私の赤骨の前に3台のヤマハ・セロー(オフロードバイクの車種名)が止まった。
3台とも成田ナンバーで、しかも連番に近い番号だったので、こちらから聞いてみた。
「先週の月曜日に大洗を出た船に乗ってませんでした?お見かけしました」と。
大洗港で乗船待ちをしたときも、その3台はやはり私のすぐ前にいたのだった。
皆さん50代くらいの人で、基本的には私が走ったのに近いルートを駆け足で巡り、その日は林道を攻めてきたらしい。
帰りのフェリーは大洗ではなく八戸行きで、そこから自走して千葉まで帰るのだという。
実に元気な人たちだった。

昨日、富良野の唯我独尊でカレーを食べていたとき、相席をお願いしますと店員に言われ、50代とおぼしきご夫婦と20歳くらいの娘さんの3人が同じテーブルに座った。
お父さんは私に「おじゃまします」と言いながら席についた。
カレーが運ばれてきて、写真を撮らなきゃ、お父さん入る?いや僕はいいよなどという会話が聞こえてきたので、「もしよかったら3人のところを撮りましょうか?」と声をかけた。
すると思いのほか喜んでくれて、「うわー3人で撮ってもらっちゃったー、いい記念になるね」と言ってくれた。
この店ではルーのお代わりができるが、そのときに「ルールルー」と大きな声で言わなくてはならないらしい(メニューにそう書いてある)。
私はとてもじゃないけど恥ずかしくてできなかったが、お父さんははっきりと大声で「ルールルー!」と言っていた。
家族連れだったら、私もやったかもしれない。いや無理かな。

私が先に店を出て、ライダージャケットを着こんでいるときにこのご家族が出てきて、また顔を合わせた。
娘さんが、私が店の中では着てなかったジャケットとバイクを見て「わぁー、かっこいいー、ライダーさんだったんですねー」と言った。
バイク乗りが奇異の目でじろじろ見られることが少なくないなかで、気恥ずかしくなるくらいの羨望の眼差し(?)を受けて、こちらも嬉しくないはずがない。
お父さんが「お一人で回られてるんじゃご自分が写真に入ることないでしょう、撮りますよ」と言ってくれて、唯我独尊の入口で撮ってもらった。
この旅で数百枚の画像をデジカメに収めたが、私が写っているのは北浜駅で店の女性に撮ってもらったのと、富良野でのたった2枚だけだ。
娘さんに「1人で(北海道を)回ってるぜ、っていうポーズをとってください」と言われたけど、いいポーズが思いつかなかった。
このご両親あってのお子さんと思わせる、感じのいい娘さんとご両親だった。
仲良さそうなご家族を見て、我が家の姫や若も大きくなったらあんなふうにママさんや私に付き合ってくれるといいな…と思った。
そういう意味で、逆に私が羨望の眼差しを向けていた。

そんなわけで、今まで書けなかったいろんな人との出会いをご紹介しました。
船の中は時間がたくさんあるので、キャンプ中では書きたくても書けなかったことをここで一通り出せた。
カジュアルルームには各ベッドごとに照明とコンセントがあって、携帯が電池切れにならないことも大きい。
長々となってしまいましたが、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。

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2009年9月21日 (月)

カジュアルルーム

苫小牧港では、乗船受付に長蛇の列ができていた。
やはりとことんシルバーウィークだった。
行きの船でエコノミールームの状態(各自のスペースの狭さ)を知ったので、受付でアップグレードできないか聞いてみると、ほぼ満席ながら偶然OKとのこと。
かくして、カジュアルルームで帰ることとなった。

カジュアルルーム

エコノミーはいわば2等船室、カジュアルは2等寝台と言うクラスだ。
2段のベッドが6つで1部屋が構成されている。
1人分のスペースは大して広くないし、大部屋に比べて物音をより気にしなくてはならないものの、カーテンで仕切れるからその点は気は楽だ。
エコノミールームは、やはりほとんど埋まっていた。

船の表示を見ると、22時現在で青森県の尻屋崎の北東に位置しているらしい。
尻屋崎、去年行ったなあ…
台風14号から変わった低気圧の影響とのことで、海がいくらか時化ていて、先ほどからローリング(横揺れ)とピッチング(縦揺れ)している。
行きは全く揺れなかったが、揺れも船旅の醍醐味。私はおもしろく感じている。
船内は携帯が圏外となり、メールの送受信のために甲板に出ると、雨水だか潮だかが飛んでくる。
右後方には灯台の灯りが見えたが、あれは函館か恵山あたりなのだろうか。

帰りの船では、夕食をレストランでとった。
(行きは節約のため、ビールとつまみですませた)
自分にしては長旅の、最後の夜を飾るためのささやかな贅沢。

カジュアルルーム

共同スペースのソファーで、女性が一人座ってうとうとしている。
エコノミールームじゃ不安で寝られないのだろう。

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さらば北海道

さらば北海道

さあ、出港前に風呂に入ってくるか…3日ぶりに。

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苫小牧港着

17時ちょうど、苫小牧港に着いた。
乗船受付はかなりの混雑、連休だもんなあ。
いわばゴールデンウィークに旅してるようなもんだ。
今まで9月に休みを取って、どこにしろこんなに混んでいたことがなかったので、かなり面食らっている。
6年後?は気をつけないと。

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JR楓信号場

夕張市、JR石勝線にある楓信号場。
かつては1日2本しか列車が来ない駅で、私は夕方の列車で来て泊まり、翌朝の列車で新夕張に戻ったことがある。

JR楓信号場

ここを出ると、次に止まるのはいよいよ苫小牧港。

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再び我夢舎楽

再び我夢舎楽

昨夜に続き、我夢舎楽に来て「カントリーサンド」とコーヒーを楽しんだ。
今は観光も車がメインで、駅前に寄ることはなかなかないかもしれないが、ぜひ寄ってほしい名店だと思う。

再び我夢舎楽

富良野を出ると、いよいよ帰るんだなあという実感が湧いてくる。
苫小牧発のフェリーの時刻があるから、思いきって出るしかない。
時間に追われる生活は嫌だなあ…

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唯我独尊

富良野のうまいカレー屋、唯我独尊。
我夢舎楽には及ばないが、やはりほぼ毎回訪れている。
先月、ネットでこの店のルーを注文し、家で食べていたらママさんに「そろそろ北海道に行きたいんじゃないの?」と聞かれたという、今回の北海道行きを決定づけたともいえる店だ。

さすがに連休だ。
昨日の夜は、順番待ちの列ができていた。
今朝も11時の開店ちょっと前に行ったらすでに席に人がおり、11時10分には外に行列ができた。

頼んだのは「牛タン+ソーセージカレー」(1,700円)。
昔はこういう合わせたメニューはなかった。
独特のルーがうまい。

唯我独尊

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2009年9月20日 (日)

北海道最後の夜は富良野で

早いもので、北海道の夜も今夜が最後。
富良野にやってきた。
私が初めて富良野に来たのは大学1年のとき、今から20年前だ。
それから遊びで北海道を訪れたときには、スキーツアーの1回を除いて全ての機会に寄っている。
私が北海道で一番立ち寄っているのは、千歳空港でも苫小牧港でもなく、ここ富良野なのだ。

キャンプ場は太陽の里キャンプ場。
運転しながら数えてみたら、ここでテントを張るのは8回目だ。

その富良野で、20年前から必ず寄る店がある。
太陽の里からバイクで走ること15分。
富良野駅前の喫茶店「我夢舎楽」(がむしゃら)。
富良野駅前の再開発に伴って移転・改築されて以来、初めて寄った。
店内は以前の雰囲気を残していて、当然レイアウトは変わっているものの、相変わらず落ち着けて嬉しかった。

北海道最後の夜は富良野で 北海道最後の夜は富良野で 北海道最後の夜は富良野で 北海道最後の夜は富良野で

キャンプ場に戻り、NHKラジオ第一を聞いていると、今夜は道内で初の氷点下を記録するところがありそうだという。
確かにかなり冷え込むが、今日は気温8℃の中を濡れながら走ってきたので、それに比べたら楽なものだ。

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